2004/10/23(土)〜24(日) オートキャンプ・フルーツ村

 今回も週末の天気が良い、という天気予報を受け、当日予約でのキャンプです。場所はオートキャンプ・フルーツ村。ここも我が家から近い、カヌーも出来る、観光農園も併設、料金も安い、ということで前から目を付けていたところ。
 この土曜日はゆうとの幼稚園もお休みということで午前中に予約を入れ、そのまま出発。

 11時過ぎに自宅を出発。京葉道路経由館山道を君津ICで降り、しばらくすると「野菜玉子直売所」「水洗トイレ完備」「房総の名水」などという看板を掲げた怪しげなお店があります。ここは以前から気になっていたものの立ち寄ったことはありませんでしたが、「房総の名水」を汲んでキャンプに使おう、と思い立ち寄ってみました。「ここでは洗車禁止」などと書いた看板もあります。(しないしない^_^;)
 なんだかんだで到着。君津インターからはちょっと距離がありました。手前には柿山田オートキャンプガーデン、笹本農園ファミリーキャンプ場、フォレストパーティ峰山などがあります。
 ここが管理棟。入り口、管理棟など、手作りの雰囲気でいい感じです。
 管理棟ではポッキー君がお出迎え。おとなしくて人懐っこいですがなぜかうちの子供が近づくと逃げてしまう。子供に対してトラウマがあるのかな?
 お好きなところをどうぞ、と言われ管理人さんにFサイトは台風で陥没してるところがあるとか、バンガローはグループが入ってるので避けた方が良いとかを教えていただき、管理棟に近いプライベート性の高いで丸太のベンチ(?)もあるA10サイトを選択。この6区画に我々を入れて2組しか入ってなかったので広々と使わせて頂きました。
 ちなみにちゃんと1サイトに車とテント、タープを設営したらちょっと狭いかなあ...
 早速テーブルとイスのみセッティングしてコンビニ弁当で昼食(またか^_^;)。この日は10月末だというのに長袖では汗ばむほどの暖かい日でした。
 設営完了。だいぶ慣れてきて設営だけは早くなってきました。今後の課題は撤収だな...
 ちなみにAサイトは芝で快適でした。
 キッチンテーブルと2バーナー、今回初使用の小さ目のテーブルをクーラーボックス等の物置にしてL字型のキッチンが完成! 結構使いやすかったですよ。
 キッチンテーブルの下にあるバケツは生ごみ入れ。ここは生ごみ以外はお持ち帰りです。
 慣れたとは言え設営はそれなりに時間がかかります。 「早くカヌーに乗りにいこうよ〜」と駄々をこねるゆうと。年季もんのテーブルなんであんまり体重かけないようにね。
 ということで早速カヌーをレンタル。1時間1,500円也。正式には「カナディアンカヌー」と言うそうです。ライフジャケットと座布団、オールを貸してくれます。カヌーを動かすのにちょっとお手伝いしましたが大人二人で軽々持ち上がるほど軽いんですねえ、カヌーってのは。あゆはまたその顔か^_^;
 前はママ、真ん中は子供、後ろパパという布陣で出発。

 わわわ\(◎o◎)/!カナディアンカヌーは安定してて安全と管理人さんから聞いてましたが結構不安定なんですね。やっぱり池のボートとは違うなあ。子供たちは余裕ですが後ろの見えないママはふらつく原因を直接見られず、固まってます。かなり肩がこったのでは?
 台風の影響か、かなりの流木やらが流れをふさいでいました。何とか掻き分けて更に上流(下流?)を目指します。他の日に来たことがないのでわかりませんがだいぶ増水している模様。
 こんな小さな滝があちこちにあります。また、ダムから来たのでしょうか? バスを釣る釣り人も居たりします。
 今日はベタ凪でこのような絵葉書のような風景が続きます。増水しているからか水の透明度はいまいち。
 1時間では短いかな、と思いましたが慣れてきてからは余裕も出てきてゆったりのんびりカヌーを楽しめ、1時間でも十分でした。
 夕食買出しまでの間、みんなでバトミントン。キミはまだまだ修行が必要だね...
 ゆうとはちょっとはマシになってきたかな? 1回か2回くらいはラリーが続くようになってきました。幼稚園の年長さんくらいになると普通はバトミントンくらいできるんでしょうか?
 さてさて、夕食の買出し。向かった先は一番近い「ODOYA」。管理人さんによると車で12分とのことでしたが結構距離はあったような。
 お次はパパのガソリン購入。ODOYAのちょい手前にある「亀田酒造」に立ち寄り日本酒を購入。店の中は普通でしたがなかなか雰囲気のある店構えで、店のおばちゃんも良い感じの人でした。酒は大吟醸とかは高いので安めのやつにしましたがそれなりにおいしく頂けました。
 早速サイトに戻り、夕食の準備。まずは秋キノコのバター醤油炒め。食材はシイタケ、マイタケ、エリンギ、シメジにエノキ。う〜ん、醤油とバターの香りがたまらん。
 メインはエビピラフ。DOで調理しましたが蓋を開けるタイミングを間違えてピラフというよりはリゾットという雰囲気(^_^;。味のほうはまあまあでしたが子供には不評。粉チーズでも持ってくれば良かった。
 後は手抜き料理。味付きの鶏肉を買ってきてホイルで包み炭火に突っ込んだだけの料理と出来合いのポテトサラダなど。
 我が家には珍しいデザートの完成! このキャンプ場にはバームクーヘン手作りセット(400円)なるものが売ってますが独自にバームクーヘンを作ってみました。と言ってもホットケーキミックスで作ったもの。なんだか得体の知れない物体ですが...
 切ってみたらちゃんとバームクーヘンになってました。作り方は簡単、細い棒にアルミホイルをかぶせ、ホットケーキミックスを垂れない程度塗って炭火で焼き、というのを何回か繰り返すだけ。味は当然ながらホットケーキ。
 もともとホットケーキの大好きなゆうとは自分が作ったというのもあってか目一杯食べてくれました。
 パン系があまり好きでないあゆもいっぱい食べてくれました。
 暖かいと言っても10月、夜は冷え込みます。そんな時はやっぱり焚き火が一番!
 焚き火にあたるあゆ。やっぱりカメラを向けると「変な顔」してます。^_^;
 この後9時には子供を寝かしつけ、パパは買ってきた日本酒、ママは大好きな梅酒を呑みながらまったりと焚き火にあたりながら大人の時間を堪能。12時頃まで静かに呑んでました。
 テントに入るといつも寝ながらバトルしてる二人が仲良く寝てました。かわいい光景に(<親バカ)思わずパチリ。
 今日もいい天気だ! この日の夜は特に騒がしくもなくゆっくり眠れ、珍しく7時半頃と遅めの起床。のんびりと朝の準備に取り掛かる。
 今日の朝食は(も?)トーストにご飯にハムエッグにゆで卵などなど。しかしご飯てのはうまく炊けないものですねえ。ご飯がうまく炊けるクッカーが欲しい。(ボソっ)
 朝食後、場内をお散歩。しばし場内のご案内です。まず炊事棟。サイト数のわりには少ないほうかも。ちなみに管理棟の近くにも炊事棟とトイレがあります。
 炊事棟の左隣にコインシャワー3つ。これもサイト数のわりには少ないほうかも。今回はこのシャワーは使いませんでした。近くには国民宿舎清和ロマンの森白壁の湯の2つの温泉があります。管理人さんのオススメは料金の安い(400円)国民宿舎清和とのことでした。
 シャワーの隣にあるトイレ。左の1つは男子用で個室は3つ。これもサイト数のわりには少ないほうかも。
 炊事棟のあたりから川に近いBサイト方面。こちらは大きな木がいっぱいで暑い夏には良いかも。木には大きな玉をぶら下げて作ったブランコのような遊具があっちこっちにあります。
 Fサイト方面。こちらはあまり木がなく、フリーサイトっぽいのでグループキャンプ向き? この下にはCサイトがあります。
 あゆが「パパ、いっぱい取った」と言うので何を取ったかと覗いてみると...
 なぜかBB弾でした。よく見ると場内にあちこちに落ちます。帰ってHP良ーく見たらここはサバイバルゲームもやってるんですね。管理人さんの趣味でしょうか?
 さ〜て、今日のチェックアウト時間と芋掘りがOKかの確認のため管理棟へ。製作中の木彫りの熊さんがあったので記念撮影。これも管理人さんの趣味でしょうか?
 芋掘りOKとのことで早速行ってみました。いくらでも掘れますが1Kg400円。ここほれワンワンとばかりに掘り出すゆうと、砂遊び状態のあゆ。
 でかいの取れた〜。ゆうと満面の笑み。あゆは「笑って〜」とお願いしたら妙な作り笑い。(^_^;
 まだまだチェックアウトの12時までは時間もあったので撤収の時間を使って残った薪で火を熾し、焼き芋を作ることに。
 撤収に集中してたらちょっと焼きすぎて多少炭になってしまいましたがおいしくいただけました。芋を濡れた新聞でくるんだ上にアルミホイルをかぶせて焼くとふっくらしっとりとうまくやけるようです。今度は試してみよっと。
 12時頃にはキャンプ場を後にし、帰途につきました。途中、行きに水を汲んだお土産やさん(?)に寄ってみました。ここは地場で取れた野菜の販売を中心にやっているようですが、多少の遊具もあります。写真はアスレチックなどによくある「ターザン」系の遊具。
 ウサギがいます。単に檻にいるだけ。客寄せ?
 なぜかアライグマもいます。んー、意味不明だ。
 トランポリンもあります。かなり古そうではありますが。

 今回のキャンプではカヌーあり、芋掘りあり、それから秋の過ごしやすい天候のもと大変満足なキャンプとなりました。特にカヌーは以外とスリリングで結構楽しめました。小さな小学生の女の子が空気で膨らますタイプのカヌーに乗っていてちょっとだけ欲しくなってしまった。
 キャンプ場はと言うと、今まで行った数少ないキャンプ場と比べても施設等の充実度はいまいちですがカヌーや芋掘り等々季節の野菜狩り、と楽しめるところはいっぱいだと思います。管理人さんもご主人さんのほうはぶっきらぼうな雰囲気はありますが、ランタン修理のためドライバーを貸していただいたりご夫婦共々色々親切にして頂きました。世間一般には「ワイルドなキャンプ場」という意見が多いですが最低限必要な施設は充実しており、我が家にとっては特に不満のない十分楽しめるキャンプ場でした。子供も「またカヌー乗りたい」と大変お気に入りの様子でした。
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