2005/7/30(土)〜7/31(日) 千石台オートキャンプ場 2005/8/8 New!

 最近はどーにもこーにも仕事が忙しい。ここ2週間は休日出勤で今週もやばい、と思っていた7/29の金曜日、なんとか週末は休めることになりました。早速会社からカミサンに「キャンプ行くから食材適当に買っておいて〜」とメール。行く場所は決まってなかったですが1泊で急だし、千葉のキャンプ場で川遊びもできそうな良さげなところを探してて目に留まったのが千石台オートキャンプ場。なんとなくこじんまりとした鄙びた感じ。川までは少々歩くようですが、千葉の川のわりには綺麗そう。ちょっと期待が膨らむ。途中の道はかなり狭い、という話で運転があまりウマくないワタクシにはちょっと辛いかな、と思いつつ「何とかなるでしょ」的なノリでここに決めちゃいました。

 ということで7/30の当日朝に電話したら「大丈夫ですよ〜」とのことなので早速予約を入れ、ここから準備を開始。なんだかんだで10時過ぎの出発となりました。今回は久々の、てか今年初めて(?)の単独ファミリーキャンプとなりました。

 途中、東関道から京葉道へのジャンクション付近で多少渋滞しましたが概ね順調でした。ここに来るまでの手前数キロは確かに道が細くて大変でした。途中5回はバックしましたもん。やっと2台通れるくらいの場所が点々とあり、その他は1台じゃなきゃ完璧通れないような道が続きます。「ここで対向車来ないでくれー」というところで必ず対向車が来るんですよねえ... そうこう言いながらなんとかお昼の12時過ぎには到着しました。
 家を最後に出たのは自分ですが、ほぼ到着しかけた久留里近辺を走行中、「あれ〜、家のカギかけたっけな」と不安がむくむくと。このままキャンプしても不安なままで楽しめないような気がしたのでカミサンに「怒らないで聞いて」と打ち明け、お隣さんに見てもらおうと携帯を手に取ると...既にTU-KAは圏外。公衆電話も探しましたが最近は公衆電話ってないですねー。仕方がないのでキャンプ場で電話をお借りし、お隣さんに確認してもらったらカギはかかってました(^_^;。歳は取りたくないもんですね。
 途中お弁当を仕込み、到着後すぐに設営。珍しくゆうとが手伝ってて感心、と思ってたらどっか遊びに行っちゃいました。
 とりあえず速攻テントとタープとテーブル、イスをセッティングし、早速お弁当タイム。本日さすがに夏休み本番といった天気だったため、設営で大量の汗をかいたパパママは早速ビールを(と言っても雑酒ですね)。
 設営してお昼ご飯食べて子供を海パンに着替えさせて2時、全部で約1時間半。なんだかずいぶんと設営が早くなったような気がするなあ。
 この千石台には林間サイトと広場サイトがある第1キャンプ場と、第2キャンプ場がありますが、我が家は第1キャンプ場の広場サイトでした。お客さんはあんまり多くなくて広場サイトに団体もいましたが4組ほどでした。この広場サイト、サイト自体は芝生で、かつ結構広くてかなり快適。ペグの刺さりも固すぎず柔らかすぎず、いい感じでした。
 第2キャンプ場は混雑時に使うようですが、道のすぐ横にあり、畑をそのままサイトにしたようなところでこちらは「ちょっとなあ」という感じでした。
 「さー、川だ川っ!」ということでみんなで出発。川はキャンプ場を出て5〜10分くらいのところにあります。子供の足ではちょっと気軽に行けない距離かもしれませんね。途中キャンプ場の入り口で記念撮影、「ハイ、チーズ!」
 てくてく鴨川方面に歩いてゆくと橋がありました。橋から川を見たところですが本場モンの渓流とは程遠いとは思いますが、まあ綺麗そうで遊ぶには最適な感じですね。
 川に下りたらこんな感じ。川の向こうは断崖絶壁で川で冷やされた風の通り道となって涼しくて気持ちいい! もちろん川の水は「冷た〜い!」
 この川の川底は何かコンクリートのような感じで、コケのあるところは大変滑りやすいので注意しましょう。
 「魚もうじゃうじゃいるぞー!」ということで子供たちは早速魚捕り。最近魚捕りが上手になったゆうとも小さい魚があんまりいないので大苦戦。見ての通り水の透明度もなかなかのモノでしょ♪
 魚捕りに飽きた子供たちは今度はダム作りこんな立派なダムができました。と言うのはウソで、誰かがほとんど作ってあったもの(^_^;
 本日の獲物。結構石の下にドジョウがいるので、網を忍ばせて石を揺らすと割と簡単にドジョウが捕れます。1匹だけ網ではなかなか捕まえられない10cm弱のハヤも捕れました。スゴイでしょ。
 川遊びは約2時間、キャンプ場に戻ってきたら管理等に「氷」の文字を発見。この暑さ、食べない訳にはいかないでしょ、ということでみんなで管理棟の軒先をお借りしてかき氷を堪能。猛暑の中食べるかき氷は最高っす!
 本日ジャグジーの予約を5時半にしたのでそれまで料理の仕込み。今日のメインは豚バラのコーラ煮。「またかい」と言われそうですが簡単&お手軽で旨いんだもん。コーラ煮に入れるゆで卵は子供たちに剥かせましたが、ゆで卵大好きのあゆはフライングでつまみ食い。食い意地だけは誰にも負けないあゆむ(^_^;
 豚バラのコーラ煮&コンソメの適当スープを煮込み中。そろそろ5時半、コーラ煮は炭火にかけ、ご飯を火にかけてジャグジーへ。今日はなんか珍しく手際良いなー。
 ここのジャグジー、結構広いです。施設はちょっと古めで腐食しているところも多少はありましたが、全体的にはキレイに手入れが行き届いてました。なかなか開放的で感じの良い空間で好感が持てます。やっぱりキャンプ場にお風呂があるってのは非常にうれしいです。ただ、この日はジャグジーが壊れてて普通の風呂でしたが(笑)
 お風呂上り、ちょうどご飯も炊けてるし、コーラ煮、コンソメスープもバッチリ出来てたので早速夕飯。スープもコーラ煮も旨かった〜。
 夕食後、早く花火がやりたい子供たちは「花火、はなびぃ〜」とうるさかったですがまだまだ明るかったので二人で虫取りに。コオロギを大量に捕まえてきました。
 7時過ぎ、ようやく暗くなってきてランタンにも灯が入ります。しっかし我が家には珍しくテーブルがキレイだこと。ちょっとは経験が活きてきてるのかなあ、と実感。なんか今回のキャンプはやたら余裕があった気がします。
 ようやく子供たちの念願かなって花火タイム。花火のトリを務める線香花火もキレイに撮れたでしょ。最近なんかの記事で読みましたが線香花火の職人さんって日本にはいないようですね。やっぱり中国から輸入しているそうです。
 花火を終えた子供たちは8時過ぎには寝かせました。夕方からはちょっとは涼しくなりましたがさすがにこの陽気では焚き火なし。最初のうちは「久々二人だと話すこともねーな」とか言ってましたが普段はあんまりゆっくり話せない子供のこと、仕事のことなど延々と11時半くらいまで二人でしてました。焚き火をやらなかったからかこの夜は蚊が凄かった。最近蚊に悩まされたことなかったので無対策で来てしまったら蚊にボコボコにされてしまいました。
 写真はトーク中にランタンに集まってきたカミキリ。カブトムシでも飛んでこないかな、と思ってましたがそんなことは一切なし。仕方ないので場内の比較的明るい電灯がある付近に行ったらメスのコクワガタ2匹をGet! オスが捕まえられれば良かったんですが、んー、残念!
 翌日、この日は珍しく7時前と遅めのお目覚め。周りが静かだったからかな? 隣の団体さんも夜は結構静かでした。今日も天気良さそうだね。
 本日朝食はソーセージに目玉焼きになぜかエビの炭火焼き、昨日の残りのスープにコーラ煮。その他ブリも炭火で焼きました。ご飯は昨日の残りを湯煎で温めてみました。
 ブリを炭火で焼き焼き中のワタクシとあゆ。珍しく本人登場。あゆはなんて顔してんだー、ポール牧に似てるぞー(笑)
 昨日捕まえたコクワガタのメス2匹。場内の電灯の近くの杉の木にひっついてました。キャンプ場のおばちゃん曰く、この辺はあんまりいないねー、とおっしゃってました。確かにいそうなクヌギやナラ、カシの木があんまりなくて杉の木が多かったような。
 しばし場内のご案内。ここが管理棟。薪や炭、小物などはここで購入できます。かき氷もね!
 炊事場&トイレ。トイレは個室3つに男小用トイレ1つ。規模からしたら十分ですかね。施設は古いもののキレイに掃除されていて気持ちよく使えました。特に手前の個室2つは木の香りがいい感じでしたよ。
 こちらが林間サイト。夏は涼しくていいかもしれませんが下は土なので芝生の広場サイトがオススメですかね。
 こちらが我々のいた広場サイト。広場サイトの上が林間サイト。各サイトはかなり広め&芝で快適です。各サイトには車のホイールが置いてあってここでBBQなどをすることができます。
 本日珍しく「まったりキャンプ」ではなく、普通に撤収して11時半には完了。ここは12時チェックアウトです。
 珍しく早く帰った1つの理由はこの京兵衛。来る時ちょうどお昼前くらいに通過しましたが、外まで待ち行列が出来ていて「帰り寄ってみよう」という話になってました。この日も待ち行列。県外ナンバーも多かったです。
 待ちの時間、暇なので店の奥に行ってみると亀山湖に面した気持ちのいい庭があります。待ち時間がある時は行ってみましょう。
 注文は家族みんなでせいろそば。まさに手打ちという感じの腰のあるうまいそばでしたよ。親が飲んでた蕎麦湯に興味があるのか子供たちも旨いと飲んでました。しかしクーラーがないので暑かったなー。
 おまけ。本日早めに引き上げた理由の2つめ、明日はあゆの3回目の誕生日。毎年あゆの誕生日会はバタバタですが、何はともあれおめでとう!

 久々のファミリーキャンプ、だいぶ我が家のキャンプにも余裕ができてきたな、という感想。久々家族だけということで、グループで来ていれば誰かが子供を見ていてくれたりしますが、子供には完璧付き合ってあげるか「今はダメ」と言い聞かせなければならないのがファミリーキャンプの辛いところですね。

 今回訪れた千石台オートキャンプ場、かなりこじんまりとしたキャンプ場で施設も古めですが、露天風呂あり、ジャグジーあり、施設はキレイに清掃されてるし芝生サイトは最高でした。管理人のおばちゃん(オーナーじゃなかったかも)ものんびりとしたいい人でした。手前の道はかなり気合が必要ですがオススメのキャンプ場です。ただし付近にスーパーなどはないので手前の久留里あたりで仕入れた方が良いですよ。
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